400年前よりそびえ立つみたいです。
御祭神 木花之佐久夜毘売水上町指定重要文化財「冨士浅間神社中宮」冨士浅間神社は古くから谷川岳にまつわる山岳信仰の中心的な役割を果してきました。
社殿は現在までに数回にわたり改築が施されてきましたが、所蔵されている棟札は寛文三年(1663)と万治元年(1658)の二つがあり、そのいずれかの年代に当時の領主である沼田城主真田氏によって造営されたものと考えられます。
現在は木造覆屋の中にあり、社殿全体の形式は三間社流造で、正面中央一ヶ所に扉口が設けられています。
社殿の規模様式は江戸前期における地方の神社としてはかなり立派なものでした。
奥の院は谷川岳山頂にあり、御神体である懸け仏(「鏡」水上町指定重要文化財)が祀られていましたが、現在は水上町歴史民俗資料館に展示されています。
毎年四月には春祭りが開催され、向かいの舞殿において太々神楽が奉納されます。
(境内案内板より)神社境内から南側に150mほど下った保登野沢沿いの道路に面して、石垣と擁壁の切れ目から上に登る石段と鳥居、社号標があり、神社に続く石段の参道となっていますが、車で境内直下まで行けるので見逃してしまいがちです。
境内には若山牧水の歌碑があります。
「わがゆくは山の窪なるひとつ路冬日光りて氷りたる路」みなかみ町指定天然記念物「冨士浅間神社のムレスギ」神社境内から右手に抜けるように遊歩道が続いていて、そこにムレスギがあります。
全国的にも数が少ない貴重な樹種で、水上町のように三本もあるのは他に例がなく、そのうち二本はこの谷川温泉にあります。
冨士浅間神社にあるのは谷川ムレスギ一号です。
(現地案内板より)谷川冨士浅間神社の奥宮は、谷川岳山頂付近にあります。
谷川岳稜線の登山道の、谷川岳山頂とされている「トマの耳」の奥の「オキの耳」の近くに岩にはめ込まれた祠があります。
それが奥宮で、この奥宮には古くは古鏡八面が祀られていて、その内の二面がみなかみ町歴史資料館に保存されています。
鏡は約30cmの大きさで懸仏になっており「冨士浅間大菩薩」「永禄八年乙丑六月一日」の文字が刻まれています。
永禄八年というと西暦1565年で、大変古い時代からこの辺りに富士浅間信仰が根付いていたことが分かります。
尚、天候に恵まれれば谷川岳山頂からは遠くに富士山を望むことが出来ます。
(サイト「群馬県の富士塚と浅間神社」より)
みなかみ町の温泉郷に祀られた浅間神社中宮。
真田氏が沼田城主の17世紀に奉納されたと観光案内で伺いました。
谷川岳山頂のオキノ耳に奥の院が在ると伺いましたが、天候が悪く、今回は中宮だけ御参させて頂きました。
鳥居は一の鳥居から三の鳥居まで有り、杉の巨木に護られ、彫り物が美しい社です。
規模は大きくは有りませんが、朱色が映える綺麗な社です。
御神祭は『木花之佐久夜毘売(コノハナノサクヤヒメ)』です。
宮司様は常駐していませんが、御朱印を置いて下さっているので賜る事が出来ました。
厳格な雰囲気に包まれた美しい社、近場に行かれた際は御参りすることをオススメします。
※参拝をさせて頂いたのは、2018年5月。
当時も投稿しましたが、いたずらをされた様子でいつの間にか、廃業にした輩がいたみたいです。
なので、二回目の投稿です☝️
名前 |
谷川冨士浅間神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.3 |
浅間神社といえば富士山で静岡や山梨なイメージでしたがひっそりと群馬の水上の谷川にもあるんですね小さな神社ですがとても綺麗にされていて凄い静かで清々しい雰囲気で良かったですどことなく緑の良い香りがしました…