静寂の中で、朝茶と朝食をいただきました。
非公開で外見を見ただけだが、 非常に雰囲気がいい。
特に茅葺きの屋根は印象的だ。
雙林寺の飛地境内、ややこしい話ですが花月庵(西行堂)とは違う建物の模様、元々は西行法師が営んだ蔡華園院(さいかおういん・さいけおういん)という、双林寺(雙林寺)の塔頭があったようですが、その後荒廃し、富岡鉄斎や当時の京都市長の寄進で再建された模様、現在の姿は塔頭というより茶室といった感じです。
又、蔡華園院自体も元々は菊乃井辺りにあったそうです。
西行庵の母屋に行くと。
額に入った仙人の様なお髭がわたくしの大好きな富岡鉄斎に見えた。
お聞きすると明治25年、平安遷都1100年の節目にし。
同28年に平安神社を創設。
同時期に第四回内国勧業博覧会の誘致が決まる中。
円山公園内西行庵跡地に再復興に尽力された方。
宮田小文さん。
《「東山西行庵再建文(部分)」(西行庵所蔵)》それをお手伝いされたのが車折神社の元宮司様で日本最後の文人で儒学者の富岡鉄斎さん。
本日は中尾英力氏の「祈りの懐石秘密箱」丁寧な食事の作法にお伺いしました。
香道・茶道から始まり。
精進料理。
《食べ物を頂く事》だけを丁寧に教えて頂きました。
その最たるは《もしもわたくしの命を食するならどの様に食べるか》それほどに大切な事なる程、だったらわたくしは、召し上がる時に何も言わず。
テレビを見ながら肩肘をついて犬の様に食べられるのはごめんです。
箸や食器に拘りを持ち。
笑顔でいただきますとおっしゃって。
静かに瞑想する様に食器や箸の音は立てずに数多く静かに噛んで味わいを感じ食べて頂きたく思いました。
お食事も大変に美味しかったです。
それと円窓を縁取る丸い光を眺めながら。
にじり口と貴人口の並びを見て。
平和を願いゆるりとした時の流れ。
次はここ右近の三畳茶室、皆如庵での夜の茶会で水屋の灯りが見たく思いました。
本日はなかなか感じられ無い事を教えて頂きましてありがとうございました。
気持ちは勿論、るんるん♫です🤗
再建された「西行庵」。
訪れればそれなりに感激。
公開されてはいませんでした。
初め「芭蕉庵」を観て、隣に有るとは知らず探し求めて嵐山付近の「西光院」まで行ってしまった(笑)。
(西光院は素晴らしいので機会が有れば必ずお訪ね下さい。
きっと感激しますヨ。
並んだ仏様に目が・心が幸せ。
洗われる。
)
21年6月9日に訪れました。
『西行庵』は祇園閣のある「大雲院」のそばにあります。
西隣りが「芭蕉堂」です。
西行は平安時代末期の僧侶であり、歌人でした。
もと武士でしたが、出家した後諸国を周り、全国各地で和歌を詠みました。
この辺りは終焉の地であったと伝えられています。
今回は外から拝観しました。
静寂の中で、朝茶と朝食をいただきました。
但し、冬の京都の朝は底冷えする寒さ。
茶室も冷気が入り込み寒かったです。
その点の配慮があれば良かったなというのが個人的な感想です。
名前 |
西行庵 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.8 |
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良さそうな雰囲気のある庵です。