弘法大師様のはじめた真言宗の本山。
壇上伽藍最古の現存建造物、元は今の場所とは違うところにあったらしく、火災の難から逃れて、今に伝えられているそうです外見はお堂というより住宅風の建物ですね、縋破風の屋根が美しい。
壇上伽藍に有る国宝のお堂です。
秋の晴れた日の日差しと紅葉のコントラストが素晴らしかったです。
桧皮葺ならではの美しい屋根を見ただけ別格だと分かる御堂なのですが移築された現在の場所が他の御堂と反対側のため見逃されがちです。
運慶作の国宝の八大童子像が安置されていた御堂ですが像は霊宝館へ移されています。
常設展示では無く年に数回のみの公開です。
弘法大師様のはじめた真言宗の本山。
伽藍配置は見事の一言。
金剛峰寺や奥の院と伴に宿坊に泊まって楽しみたいところです。
不動堂(ふどうどう)建久8年(1197年)、鳥羽上皇の皇女である八條女院(はちじょうにょいん)内親王というお方が発願され、行勝(ぎょうしょう)上人によって建立されたm(_ _)m
建久8年(1197年)、鳥羽上皇の皇女である八條女院(はちじょうにょいん)内親王というお方が発願され、行勝(ぎょうしょう)上人によって建立されました。
もともと一心院谷(現在の金輪塔<きんりんとう>所在地付近)に建てられていましたが、後世になって伽藍へ移築されました。
現在の建物は14世紀前半に再建されたものです。
お堂の四隅はすべて形が違い、四人の工匠(こうしょう)がそれぞれの随意に造ったためと伝えられています。
当初は阿弥陀堂であったと推定されていますが、後に不動明王を本尊とし、八大童子(はちだいどうじ)が奉安されました。
この八大童子は運慶の作として有名で、現在は霊宝館に収められています。
名前 |
金剛峯寺不動堂 |
---|---|
ジャンル |
|
電話番号 |
0736-56-2011 |
住所 |
|
関連サイト | |
評価 |
4.4 |
以下引用。
言い伝えによれば建久八年(1197) 鳥羽天皇の皇女院の御願により行勝上人がこの堂を建てたということである。
鎌倉時代の和様建築であって、それ以前の住宅建築の 様式を仏堂建築に応用したものである。
正確な建築年代は不明であるが、 仏壇の勾欄や羽 目板の格狭間の形などから、鎌倉時代後期と考えられる。
内陣の後に仏壇があり、来迎柱の間に板壁をつける。
屋根の勾配のゆるい桧皮葺で、平安時代の寝殿造の面影をのこす。