山に囲まれ海を眺めて一休みをする巨人。
ダイダラボッチがこの世に現れました。
かつてはもののけ姫などさまざまな神話や物語に出現し、その畏れ多い姿を垣間見せてくれたダイダラボッチです。
ただこんかい、ウルトラマンの形を借りているようです。
さらに付け加えるならば、小舟が顔になっています。
体も船の素材を活かしているようです。
おもえばここは小豆島。
水運で栄えた島であり、いまも瀬戸内海の要衝です。
瀬戸内国際芸術祭においても重要な拠点なのです。
そのような、「小豆島はここにあるぞ」「人びとの生活とともにありなん」という意思を、このダイダラボッチ様は表されているのかと思います。
近くに行ってみると、まずはその巨大さに圧倒されますが、もっと近づくと愛らしい姿です。
ありがたいことです。
山に囲まれ海を眺めて一休みをする巨人。
木の枝や船の先端、色々なカケラからできている巨大な創作物で、圧倒されてしまう何かを感じました。
背後にあるベンチに座って、一緒に海を眺めるのもまた一興です。
名前 |
ダイダラウルトラボウ 瀬戸内国際芸術祭2022 sd46 |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト |
https://setouchi-artfest.jp/artworks-artists/artworks/shodoshima/392.html |
評価 |
4.5 |
迫力も作品の雰囲気も、設置されてるロケーションも最高。
雨雲に覆われた空もこちらの作品には似合っていた。