名前 |
太田道灌邸舊蹟 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.7 |
英勝寺は太田道灌の玄孫とされる女性が徳川家康の側室となり、道灌の屋敷跡と伝えられる地に建立した寺。
寺号は彼女の法名である英勝院からきている。
彼女が道灌の子孫であったことを裏付ける一次史料はないが、貴種の子孫を保護することに熱心だった家康に気に入られ、大いに才覚を発揮したようだ。
太田氏は彼女の甥とされる資宗が継いで六人衆(後の若年寄)にまで栄達するが、この人も実際には出自がはっきりしていない。
資宗は「寛永諸家系図伝」の編纂者でもあり、太田氏の嫡流とされる福井藩太田氏から系図や文書を借り受け、自家に都合のいいように書き換えたとも言われている。