名前 |
大安寺 |
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ジャンル |
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電話番号 |
072-238-1054 |
住所 |
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評価 |
3.9 |
『堺かるたを巡る vol.4/44』え:枝ぞえの絵師の苦心の大安寺大安寺本堂は、堺の豪商納屋助左衛門(ルソン助左衛門)等の居宅を移したものとの言い伝えもあり、内部には金地に様々な図案が描かれた襖絵がはめ込まれ大変豪華な空間です。
明治時代以前には、この建物は「方丈」と呼ばれており、お寺の本堂というよりもむしろ住宅風の建物です。
江戸時代初めの数少ない方丈建築として、また内部の障壁画も狩野派の優品として重要文化財に指定されています。
その障壁画は本堂の内部四室にわたって描かれています。
17世紀前半の狩野派の絵師が、松の絵を描いて江戸に向かいますが、旅の途中で松を見て「一枝書き忘れた」ことに気づき、大安寺に戻って小枝を書き加え、再び江戸に向かった、と伝えられています。
この「枝添えの松」のお話は、戦前の国定教科書に「画師(えし)の苦心」として掲載されていました。
(堺市HPから編集)u003cview pointu003e◇大安寺(重要文化財)阪堺線御陵前電停から徒歩8分。