名前 |
須我非神社 |
---|---|
ジャンル |
/ |
住所 |
|
評価 |
4.5 |
【比定社】須我乃非社(すがのひのやしろ)【主祭神】天照大神、素戔嗚尊、五十猛命【神 紋】二重亀甲に向上鳩三所の角木公会堂の三叉路を北へ。
田の中のこんもりたした森を登ったところにある。
分かりにくい場所にある。
『出雲国風土記』仁多郡記載社十社の一、須我乃非社である。
現在の城山(じょうやま)に当たる菅火野(すがひぬ)の峯にあった神社のようであるが、 現在は南麓の小丘上に鎮座、もう一社は北側に祠が残っているとの三沢八幡宮の宮司さんの話であった。
平凡社の『日本歴史地名体系島根県』には、三所郷に須我乃非神社(菅火野神社)が鎮座していたが、現在は仁多町大字郡村の大領に遷されていると記されている。
大領神社の合祀神に天照皇大神、素盞嗚命、五十猛命の名が見えるのは須我乃非神社を遷した痕跡であろうか。
また、風土記記載社は人気が高いのか、須我乃非神社は城山南北と大領神社の三社となっている。
須我非神社と天照神社との祠が並び鎮座している。
社域は狭いが、狛犬や鳥居は相当古そうである。
境内に苔が蒸している。
歩くのが勿体ない。
奧出雲の風景にとけ込むように鎮座している。