平安時代から歴史有る神社と小さい頃親から聞かされて...
延喜式にも載っている古い神社です。
社も古い形です。
日高見の名はお酒で有名ですが北上川の古名またはこの地方の古い地名を指します。
北上川にゆかりの神社ですね。
御朱印は神社入口のお宅が宮司さん宅なので訪問していただけます。
印は宮司さんから直接書いていただきましたがすごい字が上手です。
かなり達筆で驚きました。
東北を代表する大河「北上川」を守る「日高見神社」。
もともとは「日高見(ヒタカミ)川」だったのが、発音が転嫁して「北上(キタカミ)川」になったと言われています。
日高見神社は、日高見川(北上川)の川神を祭った原始信仰に由来する古い式内社であり、 竹内宿禰(すくね)の奏言により、日高見の国名をとって社号としました。
奈良時代に書かれた「日本書紀」には「東の田舎のほうに、日高見国(ひたかみのくに)という国がある。
その国の人々は男も女も髪を分けて刺青をし、勇ましくたくましい蝦夷(えみし)と呼ばれている」と書かれています。
近くには奈良朝時代に蝦夷討伐の拠点となった桃生城があり、日高見神社はその守護神として崇められました。
また安倍貞任討伐の際、源義家が身を隠して敵の追撃を逃れたと伝承される欅の大樹が、神木となっています。
主祭神:天日別尊、天照大神、日本武尊、武内宿禰尊例祭日:4月19日、9月19日。
気持ちがいい神社です。
何かお話しをしているような狛犬さん。
高台にある神社。
地震津波の時にはここに避難したと聞いています。
景色いいです。
桃生豊里ICから30号線を右折。
道なりに東へ進むと、大きく南へ進路を変えてから1Km程で右折すると間もなく鳥居が見える。
右折の目印は「桃生文化交流会館」の立て掛け看板。
集会所「日高見荘」前に駐車スペース有り。
社殿の左右奥に不明の境内社、社殿真横には八幡神社と刻まれた石碑碑がある。
平安時代から歴史有る神社と小さい頃親から聞かされていました。
神社の境内で良く遊んだものでした。
名前 |
日高見神社 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0225-76-1035 |
住所 |
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関連サイト |
https://www.miyagi-jinjacho.or.jp/jinja-search/detail.php?code=310030767 |
評価 |
4.5 |
2021年8月24日に参拝しました。
奈良時代に桃生城柵が近くに造られましたが、海道蝦夷によって襲撃され、落城しています。
北上川以南までの律令ラインを守護するために建立された可能性のある神社ではないかと思われます。
また、古語をたどると飛騨→日高→日高見→北上という説もあり、律令ラインの北進にそって、その境界域を指してきたようにも感じます。
唐桑半島の唐桑神社も別称として日高見神社と呼ばれていたと思います。