今回・同じ時節に和知町側から辿ってみたくなった。
瑞穂町の最高峰三峠山(みとけやま) を砥石山(質美富士)から縦走したが、今回・同じ時節に和知町側から辿ってみたくなった。
三峠山の名に由来する大簾(おおみず)峠・七谷峠・草尾峠の三つの峠を経て三峠山に至る縦走ですが、長い尾根のピークに名のある山はありません。
和知町と瑞穂町を繋いだ古い三つの峠の姿も今は昔、峠の姿はその所在も踏みならされた山道さえも、長い尾根筋を削り伸びる林道に消されてしまい、峠に至る山道を訪ねる人も居ないでしょう。
国道173号を「みずほトンネル」側へ少し走ったところで 府道59号に入り大原神社前を通って、峠を越えると天田郡三和町と船井郡和知町の郡境で此処から尾根通しに三峠山に向かうのが今日の予定です(AM7:00)。
三峠山遠望・連日の雨に濡れた笹が朝陽に光る少し手前に送電線が走るので巡視路を辿ろうか、直接峠から尾根に取り付くか道が無いので迷うが、何れ境界ポールが現われるだろうと棘木の多い藪に分け入った。
暫らく尾根を伝い巡視路道と合流する頃には雑木と笹尾根の素晴らしい道となった。
これから向かうには随分遠くに見える三峠山の黒い姿と、緩やかな大きな山容の長老に鉄塔が目立つ、弥仙山も尖りピークを突き出しています。
しかし、 この快適尾根道を図に乗って尾根を行き過ぎNo.233鉄塔まで行ってしまいます(AM7:30)。
明確な尾根が続いているわけではなく、少し引き返して三峠山の 東方向へは谷よりに50m程下ると林道に出てきます。
此処が大簾峠のようです。
R173号線みずほトンネル下へ下る山道は判ったが大簾集落から急斜面を何処に登り着くのかその地点はわからなかった。
尾根は消え、その尾根上が林道となって 延々と三峠山の北側を越えて続いて行きます。
開宝林道の崩壊側壁開宝林道と名付けられたダートな林道は平成 7~8年頃地域の開発事業で開通したようですが、 削られた岩盤はいたる所で崩壊または崩壊寸前、岩肌は剥がれやすく、落石が道路上に散乱していますが、 路肩が崩れたり路面が雨で流され深く掘れた所は府道59号の入口から三峠山までは無い様です。
昨年はこのJR和知駅付近から山上へ延びる林道の山頂付近を少し辿ったようです。
なをも続く林道は何処に続くのかと思っていたところ、今回そのスタート地点から歩いてきた事になります。
オフロード・ツーリングには恰好のコースなんでしょうね。
草尾峠からは林道歩きに飽きてガレの急斜面上に続く猪垣を抜けて尾根を辿って見た。
振り返ると林道の続く中、 二つの峠の間に取り残されたようなピークが二つあります。
当初、七谷峠から大簾の集落に下り59号線を駐車地点に戻り、 再度・広野付近から草尾峠を経て三峠山へ登り直すつもりでしたが 草尾峠付近以外下れそうな峠道が見当たりませんので、同じコースを引き返しついでに、 此れ等のピークに登るつもりです。
一つは三角点峰ですね。
暗い杉の植林帯のなかに一年ぶりに再会の三角点標石は三峠山山頂(2等三角点 668m AM9:10)です。
今度は草尾峠を過ぎて開宝林道石碑(AM9:40)のある所から尾根に取り付きます。
草尾峠付近から無名峰・山頂に祠跡の石積が残る。
景色の良い峠道です!オフロードバイクで是非走り抜けて下さい!
名前 |
七谷峠 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.0 |
七谷峠と大簾峠の位置は、分かりにくい。