痛みが無く機械加工された石材の新しい道路元標です。
痛みが無く機械加工された石材の新しい道路元標です。
背面を覗き込むと、案内板と同じく「昭和五十七年再建 北海道」と彫られています。
道路元標は大正8年に制定された旧道路法に基づき置かれた基準点で、昭和27年に現行の道路法が施行されて用無し&管理者無し&所有者不明な石造物となったのに、歴史的価値を見出して再建する場合があります。
ただし、再建される場合はかなり少数で、浦和市や名古屋市といった財源豊かな自治体でしか見たことがありません。
新しいけど、ある意味希少な道路元標です。
北海道の道路の起終点。
北海道庁前で発見。
旧北海道庁赤レンガ正門に向かって右に設置されています北海道の道路元標はほとんどがコンクリート(モルタル型流し)製のものですが、札幌市道路元標は、御影石の石碑となっています比較的最近に作られたものだと思われるが、初期の道路元標がどのようなものであったかは、不明です。
名前 |
札幌市道路元標 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.2 |
この碑は、大正8年4月1日公布された[道路法]によって国道4号線(東京-北海道庁所在地)の終点が此処に定められました。
その後昭和27年に新道路法が制定されて、これまでの国道4号線は1級国道5号線となり、その終点が北1条西4丁目に変更になつています。
(北海道庁正門。