所謂お水取りで観音様にお供えをする清浄なお水を汲む...
閼伽井屋(あかいや) / / .
二月堂の下にある。
重要文化財で鎌倉時代初期建造と推定されている。
二月堂お水取りの際に屋内の井戸から仏さまに供える水をくみ上げるための施設。
「閼伽」とは水のこと。
「徒然草」に「閼伽棚に菊、紅葉など折り散らしたる」とある。
広義には水だけでなくお供えする花なども指す。
お水取りで十一面観世音菩薩にお供えをする清浄なお水を汲む為の井戸を覆う為の建物で重要文化財に指定されています。
若狭国の遠敷明神が修二会に遅参したのを詫び、清らかな水を送るのを約束されて湧き出たのが、この井戸とされています。
お水取りの際に若狭国の若狭井から送られてきた聖水をこの井戸とが繋がっておりここから汲み上げられるとか。
なんとも不思議で神聖な井戸である事よ。
若狭国の神様が二月堂で神様が集合する儀式に遅刻したお詫びに泉を湧き出させた。
3月2日に福井県にある神宮寺と言うお寺の境内で「お水送り」の儀式が行われ、10日ほどかけてこの「若狭井」に神聖な水が到着し、そのお水を「お水取り」の儀式ですくい上げ、観音様に奉る儀式が連綿と現代まで伝わっている。
外見は枝をくくり付けていて、格子状の軒下飾りもこの手の建築物としては珍しいと思う。
内部は練行衆以外は一切立ち入ることができず、儀式の水をくむ音のみNHKが記録している。
お水取りの行事のメインイベント【お水取り】はまさに3/12深夜、13世紀初頭に建てられたこの閼伽井屋で執り行われます。
内部はこれまで撮影されたことはなく、過去NHKの特集で水をくみ取る音のみ集音マイクで記録されています。
この聖水は若狭国(福井)から約10日かけて送られるとのことです。
(伝)
二月堂の修二会、所謂お水取りで観音様にお供えをする清浄なお水を汲む為の井戸を覆う為の建物です。
若狭国の遠敷明神が修二会に遅参したのを詫び、清らかな水を送るのを約束したとされ、白黒二羽の鵜が飛び出した所に湧き出たのが、この井戸とされています。
遥か福井県の若狭の鵜ノ瀬と繋がっているとの伝承があり、神聖視されています。
名前 |
閼伽井屋(あかいや) |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.2 |
東大寺二月堂の閼伽井屋は鎌倉時代後期の建物だそうです。
お水取りの3月12日深夜に、閼伽井屋の若狭井から、本尊十一面観音に供える香水が汲み上げられるそうです。