5世紀後半に造られた直径約20mの円墳。
近くに、横穴古墳があることを知らなかったので、見学させていただきました。
横穴式古墳がほんと密集して乱立してるので見応えがありますね。
JR大和路線の高井田駅に程近く、無数の横穴墓に圧倒されます。
見学には懐中電灯が必須です。
構内に無料の歴史資料館もあり、ここで学びながら見回るのもいいと思います。
公園内は広くゆっくり散策できます。
「竜田の道/万葉の道」巻四の一の十五 柏原市高井田1598-1高井田横穴古墳群(たかいだよこあなこふんぐん)JR大和路線「高井田駅」より僅かで到着することのできるアクセス良好な古墳です。
到着するや否や、入り口では三基の横穴に対面できますから、すぐに全体的なイメージができて分かりやすいです。
こちらの古墳群より南に僅か4~500メートル、大和川と石川に挟まれた丘陵地帯に、3~4世紀ごろに造られただろうという『玉手山古墳群』があり、建造時期に差はあるものの国内でも屈指の規模といえる古墳コロニーを形成しています。
また、これほどの横穴古墳が集中することも大変めずらしく、他には、関東地方や北九州に集中するだけとなっています。
特にこちらの見どころは、『高井田山古墳』で、高井田古墳公園の中では最も東に位置する古墳および横穴式石室です。
またその副葬品も豪華絢爛で枚挙にいとまがありません。
その、火熨斗(ひのし)や金属ガラス玉などの副葬品、組合式木棺などには朝鮮百済の色合いが強く認められます。
先ほどはJR大和路線「高井田駅」より北に進まれましたが、府道183号線(大和川・国豊橋)側へ進しましょう。
一社立ち寄りたい神社がございます。
さあ白坂(宿奈川田)神社へ。
公園内で最も高い場所に位置している高井田山古墳は、5世紀後半に造られた直径約20mの円墳。
石室内からは、純金製のイヤリング、ガラスの首飾り、銅鏡、甲冑など豪華な副葬品のほか、日本に数例しかない古代のアイロンとされる火熨斗(ひのし)も出土しています。
現在は石室上に透明な覆いがされ、石室内には出土品のレプリカが置いてありますが、実物は資料館に展示されています。
5世紀後半に造られた直径約20mの円墳。
石室上に透明な覆いがされ、石室内には出土品のレプリカが見学できるようになっている。
周囲は史跡高井田横穴公園として整備され、歴史資料館には古墳時代から奈良時代にかけての資料、出土部物等が展示されている。
名前 |
高井田横穴古墳群 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
営業時間 |
[月火水木金土日] 24時間営業 |
関連サイト | |
評価 |
3.8 |
6世紀中から7世紀前半に造られた約160基が確認されている横穴墓。
実際には200基以上あると想定されているようです。
凝灰岩(ぎょうかいがん)をくりぬいた奥の玄室には3体ほどの遺体が納められていたようです。
27基の横穴の壁や天井には、人物、船、鳥、木の葉などの線刻壁画があり、当時の方々が彫ったものと確認されており(現代の落書き彫りもあります…)春、秋の年2回内部公開をしているそうです(通常でも5人以上なら歴史博物館への予約で入れるようです)が、通常は開口部に鍵が掛かっており、内部には入れないです。
マップでは高井田横穴古墳群との表記ですが、実際は高井田横穴だそうです。