ぐるっと回って内部を見学することができます。
非常に美しい佇まいでありステキな櫓だ。
天守最上階からもじっくり眺めることができる。
(2019_11_19)
和歌山城の天守曲輪を構成する櫓のひとつが乾櫓です。
乾櫓は大天守の対角に位置しており、天守の最上階からもよく見えます。
左側は二の門櫓で、その手前にあるのが天守二の門(楠門)です。
天守とつながっていて内部を見学できます。
見学ルートになっていて、出口が乾櫓にあります。
現在は立入禁止ですが、中には埋門があります。
虎伏山に建つ和歌山城は「連立式平山城」とよばれる。魅力的な多くの建築物は喪われたが、美しい石組みに魅力があると思う。
その歴史は天正十三年“羽柴秀長”に始まる。築城の命を請けた藤堂高虎が縄張りし、一年かけ完成させた。紀州産の緑泥片岩を石垣組みに使い、荒々しくも優雅な「野面積み」でその作事法の足跡が解る。その後、桑山重晴→一晴→浅野幸長→長晟(私見ですが、浅野期の謎の刻印石は大坂夏の陣で落城した、大坂城石垣の転用ではないかと思うが)城主が替わる。そして、元和五年徳川頼宣が、五十五万五千石で入城した。この後、城の大規模な改修、城下町の大拡張を行う。東を流れる和歌川を外堀に利用。弱点であった城下町南側に新たに外堀を作ろうとして、流石に幕府から待ったがかかった。今に残る「堀止」と呼ばれる地名がその名残りとなる。
この乾櫓を眺めるベスポジは、西側「砂の丸石垣上」から見上げると、凄まじい石垣構造とその上に在る「乾櫓」が観ることが出来る。
名前 |
和歌山城 乾櫓 |
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ジャンル |
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電話番号 |
073-435-1044 |
住所 |
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営業時間 |
[月火水木金土日] 9:00~17:30 |
関連サイト | |
評価 |
4.4 |
天守閣に入って外に出ることなく、ぐるっと回って内部を見学することができます。
結構皆さん気づかず通り過ぎてました。
確かに内部は狭くて何も展示はありませんでした。