路地裏にある小さな赤い神社。
JR函館線の高架下脇に15m程の小路があり、突き当たりに「稲荷神社」があったことからこのの名が付いた。
このお稲荷さんは、1932(昭和7)年頃に移設され、当時は民家が建ち並ぶ下町で、8月のお盆にお祭りが行われていた。
戦後、周囲に飲み屋が建ち並ぶようになり下町情緒が次第に失われていった。
そんな中、佐藤十五郎という飲食店の経営者が熱心に動き回り、1962(昭和37)年頃までお祭りが受け継がれていたが、佐藤氏の死と共に終わってしまった。
数年後、神社もどこかへ運び去られ、今は小さな社のみが残っている。
名前 |
稲荷小路 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
4.0 |
路地裏にある小さな赤い神社。
商店街から外れた所にひっそりと佇んでいました。
小さな納屋くらいの大きさですが、地元の人に愛されてご利益ありそうです。
可愛らしい外見に不思議な魅力を感じるのでつい寄ってしまいます。