主に横浜地区や町分地区の住民が避難する津波避難タワ...
横浜地区津波避難タワー / / / .
名前 |
横浜地区津波避難タワー |
---|---|
ジャンル |
/ |
住所 |
|
評価 |
5.0 |
主に横浜地区や町分地区の住民が避難する津波避難タワーです。
旧佐賀地区で最初にできたタワーです。
鉄骨で頑丈にできている上に、階段の段数の高さもかなり低めにできているのでお年寄りでも簡単に登ることができます。
最上階には屋根のついた避難場所があり、ビニールシートによって横からの風を防ぐことができます。
黒潮鉄道に乗っていると、土佐佐賀駅から佐賀公園駅までの間に、海側を見ていると必ず見える避難タワーです。
避難タワーの上には倉庫も常備されていて、数日間の避難生活ができるように横浜地区の自主防災組織が中心になって「地区防災計画」の活動の一環として食糧備蓄を始めています。
タワーの登るととても見晴らしがよく佐賀の全貌をよく見ることができます。
黒潮町に現存する6基のタワーは全て入り口に柵をしていません。
どなたでも登れるようになっています。
2017年度時点では、お隣の四万十町や四万十市では津波避難タワーの入り口には、マンションのベランダを区切るようなボードが取り付けられて普段入られないようになっていますが、黒潮町は避難タワーを普段遣いできるようにそうした入り口を作っておりません。
大変画期的で素晴らしい判断だと思います。
そうした所から、「生活防災」が生まれていくのだと思います。
一部の住民の方からは、山側の土砂を気にされる方もいらっしゃるそうですが、避難タワーから急傾斜地まではそれなりに距離がありますのでタワーの最上階に避難しておけば被害は最小限ですむと考えられます。
佐賀には、日本一の高さの佐賀地区津波避難タワーが2017年4月に建設されましたが、横浜地区津波避難タワーもとても重要な防災施設です。
これからも大事に使っていければと思います。