今は、飲み水として適切でないようです。
お城の規模が大きいだけに井戸も多いですねぇ!
井戸の重要性からか金や銀の名がついた井戸があるようです。
ちなみに金は天守横にあります。
徳川時代の本丸御殿の北側にあった井戸の井筒です。
移設されているようです。
江戸時代は飲料水として利用されており、昭和の大阪城改築の際に現在地に移されたとの事です設計板が無ければ見落としそうな遺構です。
桜門を通ったらすぐありました。
さくら🌸がそばにあってステキなところです。
銀明水井戸の井筒(ぎんめいすいいどのいづつ)は、桜門をくぐってすぐ左にあります。
徳川幕府再築の大坂城本丸に設けられた5つの井戸のうちの一つです。
城内で最も格式の高い井戸のひとつです。
すぐ前には桝形の巨石もあるので、そちらの方に目が行ってしまいます。
ただ、銀明水井戸の井筒もチェックポイントです。
元々は別の場所にありました。
この井筒は元々、本丸に建つ旧陸軍第四司令部庁舎(旧大阪市立博物館)の裏手にある銀明水(銀水)の井戸でした。
銀明水井戸は徳川幕府再築の時、大坂城本丸に設けられた5つの井戸の内の1つです。
丁度、本丸御殿の台所の裏に位置し、本丸を警備する役人たちの飲料水として使われました。
当時の大坂城で最も格式の高い井戸の一つで、「金」「銀」などを井戸の名称に冠して重要性を表現した例は各地に見られます。
1931年(昭和6年)、大阪城天守閣の復興の時の第四司令部庁舎の新築にあたり、井筒と周囲の敷石がこの場所に移され、飲料水が引かれました。
現在の金名水は小天守台上にありますが、これは元来「黄金水」と呼ばれたもので、金明水井戸はこれとは別にありました。
今は配水池に埋もれてしまい見ることができません。
ここの水は飲めません!
大阪城銀明水井戸この井筒は元来、本丸に建つ旧陸軍第四師団司令部庁舎の裏手にある銀明水井戸のものである。
Well Curb of the Gimmeisui WellThis well curb was originally used for the Gimmeisui Well, located at the back of the headquarter building of the former Army Fourth Division, in the Hommaru (Inner Bailey).銀明水井戸は徳川幕府再築の大坂城本丸に設けられた5つの井戸のうちの一つで、本丸御殿台所の裏に位置し、本丸を警備する役人達の飲料水として用いられた。
大坂城内で最も格式高い井戸の一つで、「金」「銀」などを井戸の名称に冠して重要性を表現した例は各地に見られる。
昭和6年(1931)、大阪城天守閣の復興と同時に行われた第四師団司令部庁舎の新築にあたり、井筒と周囲の敷石が現在地に移され、飲料用の水道水が引かれた。
なお現在の金明水は小天守台上にあるが、これは元来「黄金水」と呼ばれたもので、金明水井戸はこれとは別に本丸内にあった。
今は配水池に埋もれていて目にすることが出来ない。
During the Edo period (1603-1867), the Gimmeisui Well was located behind the Hommaru palace kitchen and used as a source of drinking water by officials.When the headquarter building of the Fourth Division was constructed in 1931, the well curb and the cobbles around the well were brought to the present site, and running water was piped to the new building to provide drinking water.
本丸御殿にあった井筒を昭和6年(1931)に移転。
元々は第四司令部の裏にあったみたいですね~
大坂城内で最も格式の高い井戸の一つとのこと。
(普通の井戸みたいに見えるけど・・・。
大阪城にあると何でも史跡になってしまうような・・・。
)以下、解説板より。
「この井筒は元来、本丸に建つ旧陸軍第四師団司令部【だいよんしだんしれいぶ】庁舎(旧大阪市立博物館)の裏手にある銀明水(銀水)井戸のものである。
銀明水井戸は徳川幕府再築の大坂城本丸に設けられた5つの井戸のうちの一つで、本丸御殿【ほんまるごてん】台所の裏に位置し、本丸を警備する役人たちの飲料水として用いられた。
大坂城内で最も格式の高い井戸の一つで、「金」「銀」などの井戸の名称に冠して重要性を表現した例は各地に見られる。
昭和6年(1931)、大阪城天守閣の復興と同時に行われた第四師団司令部庁舎の新築にあたり、井筒と周囲の敷石が現在地に移され、飲料用の水道水が引かれた。
なお現在の金明水は小天守台上にあるが、これは元来「黄金水」と呼ばれたもので、金明水井戸はこれとは別に本丸内にあった。
今の配水池に埋もれていて目にすることができない。
」
銀明水井戸は徳川幕府再築の大坂城本丸に設けられた5つの井戸のうちの一つで、本丸御殿・台所の裏に位置し、本丸を警備する役人たちの飲料水として用いられていた。
名前の由来は明らかではないが小天守台の黄金水または天守閣東側にあった金明水(現在、配水池下に埋もれており目にすることはできない)との対比で銀水あるいは銀明水と呼ばれるようになったものと考えられている。
現在はこの水は飲めません!!
徳川政権による大阪城再築の本丸に設けられた5つの井戸の一つ。
今は、飲み水として適切でないようです。
ご注意下さい。
名前 |
銀明水井戸の井筒 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
関連サイト | |
評価 |
3.8 |
大阪城本丸に設けられた5つの井戸のうちの一つ。
本丸を警備する役人の飲料水に使用された。