狭いながらも、様々な歴史を背負ったお寺。
四国八十八ヶ所霊場 第37番札所 岩本寺 / / / .
36番札所から内海沿いを通り無料の高速を通って思いの外、早くつきます。
駐車場は複数箇所ありますが借りているところもあるようで普通車であれば200円の納経所で支払います。
入口から程よい感じの参道を通って境内はそれほど広くはないもののこじんまりしています。
悪縁切りの厄落としができるようですが、今のところ必要ないのてスルー。
里の街中に有る開かれたお寺という雰囲気。
門から見た風景は普通のお寺ですが、近ずくと階段に英語表記、階段脇にはお花のコンテスト境内に上がると、敷石に色が。
本堂の天井には市民の皆さんが書いた絵が。
山岳のお寺もいいですが、楽しい場所ですね。
四万十町、旧窪川町の中心部にある札所です。
そう広くはないと思われる境内の中に、宿坊まで備えたきれいに管理されているお寺です。
山門前の階段には、英語で歓迎の言葉で出迎えられ、山門の仁王様は、豪快さはありますが、愛嬌のある感じでもあります。
ご本堂には、ご本尊のほかに煌びやかな阿弥陀様?お釈迦様?の像もあります。
また、御朱印いただく際に、車でいらっしゃった方は駐車場整備の協力金200円を納めますが、その際、御朱印を書いてくださった方が、この後の車での道中を気遣う優しい言葉をいただけ、あったかい気持ちになりました。
【撮影日:2021年11月23日】八十八カ所の一つで、秋はイチョウの絨毯がとてもきれいなところでした。
一面が黄色に染められていて、めいっぱいに秋を感じられます。
花手水もすごくきれいです。
写真では載せてませんが、「IWAMOTOJI」とハートいっぱいでデザインされたボード前にピンク色のベンチが置かれていたりと、思っていたよりもポップな雰囲気のお寺です。
駐車場はお寺の前にも3,4台くらい停めれますが、奥に二カ所ほど大きな駐車場があるのでそちらのほうが気軽に停めれました。
12/29に参拝。
高知市から足摺岬を廻って松山市まで行くロングドライブの途中に立ち寄りました。
駐車場は狭いですが無料、参拝料も無料でした。
境内はこれといって特徴もありませんが、本堂の天井画が見所でアーティストとコラボして書かれたようです。
写真撮影も自由でした。
狭いながらも、様々な歴史を背負ったお寺。
なかなか立派な格天井でした!
窪川駅から徒歩10分程にある岩本寺。
天井画が有名であるが、それ以外も境内ではカラフルなペイントがなされているのでそれも目を惹くと思う。
圧巻の天井画。
インバウンド対応の開かれた、優しいお寺さん。
A masterpiece ceiling painting.An open and gentle temple for inbound tourists.
岩本寺は窪川町の町の中にあるお寺です。
しかし、その成り立ちは複雑です。
37番の札所は、近世以前には別の所にありました。
窪川の町から2㎞ほどはなれた四万十川の源流を渡ると、東の山の影に五社と呼ばれる社が五つ並んでいます。
五つのお宮の一つの中宮の別当・福円満寺が37番の札所でした。
今も中宮には福円満寺の寺地が残っています。
江戸時代前半に、別当であった福円満寺が衰えた時に、岩本寺に別当権が移ったようです。
つまり、五社から窪川の宿坊であった岩本坊に札所の権利が移ったのです。
しかし、さらにさかのぼれば山の上にある陵がいちばんの奥の院だったともいえます。
札所はそういう発生のしかたをします。
神社をもって札所とするところが意外に多くて、土佐一宮の場合も神社そのものが札所でした。
四国の四つの一宮はみな札所になっています。
五社の真ん中の中宮に当たるところに「元三十七番福円満寺」という本の札が立っています。
ここに五社の社務所があって、現在は高岡神社と呼んでいます。
奥の院は磐座です。
御詠歌は 「六つの塵 五つの社あらはして ふかき仁井田の神のたのしみ」となっています。
なんでもない歌のようですけれども、神社が札所であるということを説明する歌として重要です。
「五つの社」は五社を表し六つの塵というのは煩悩です。
六塵煩悩という六種類の煩悩を「五つの社」が現れて和合したというのが和光同塵(どうじん)です。
この時の札所が岩本寺でなくて仁井田五社、すなわち仁井田明神であったことはご詠歌からも分かります。
縁起は、行基が開いた、そして行基菩薩以前から仁井田明神がいたので、ここを札所にしたという決まりきった縁起です。
その別当寺はもとは福円満寺でしたが、この寺が退転したのちに岩本寺が別当になったことは前述したとおりです。
仁井田明神は、伊予の名族越智氏の祖先だという五社を仁井田五人士とも五人衆とも呼ばれる五家がまつってきたものです。
それぞれ五軒の持ち役があって、まつってきました。
仁井田五社の福円満寺の札所権を、窪川の町の中の宿坊であった岩本坊が手に入れたわけです。
岩本寺は、窪川の町中にあり、茂串山を背後にしているのでもとはこの山が奥の院としたのでしょう。
いまこの寺に行って、正面から拝もうとすると汽車が通ります。
茂串山とお寺との間にJRがかかってしまいました。
もともとは山の麓にできたお寺でした。
この間には複雑か経緯がありました。
岩本寺の前身は五徳智院とも五智院ともいう五社から足摺岬までの途中の宿坊でした。
中世末期に諸国をめぐって一宿した尊海法親王が、この宿坊に岩本坊の名を与えたのが岩本寺の起源だと『南路志』は説いてします。
山内一豊が土佐藩主になったときに仁和寺の聡獣快長法印が、ここに隠居してから足摺岬金剛福寺から独立します。
もとは金剛福寺が住職を任命してわけです。
岩本寺が仁井田五社の別当寺となってからは、本尊は五社の本地仏の五鉢をまつるようになります。
現在も本尊は不動。
天井の絵が見どころですね!【岩本寺の歴史・由来】大師堂清流四万十川が流れ、標高が300m程の高南台地が広がる四万十町に、五尊の本尊を祀る岩本寺は建立されている。
歴史は天平の世まで遡る。
寺伝によれば、聖武天皇の勅を奉じた行基菩薩が、七難即滅、七福即生を祈念して、現在地より北西約3kmの付近にある仁井田明神の傍に建立したと伝えられる末寺七ヶ寺をもつ福圓満寺が前身とされる。
仁井田明神の別当職(別当寺)であったことから、仁井田寺とも呼ばれていた。
弘法大師がこの寺を訪ねたのは弘仁年間。
大師は一社に祀られていた仁井田明神のご神体を五つの社に別け、それぞれの社に不動明王像、観音菩薩像、阿弥陀如来像、薬師如来像、地蔵菩薩像を本地仏として安置した。
大師は、さらに末寺五ヶ寺を建立された。
このことから、福圓満寺等は七ヶ寺と合わせて十二福寺、また仁井田明神は仁井田五社と呼ばれていた。
歓喜天(聖天堂)天正時代に兵火等で寺社共に一時衰退してしまう。
再建の際に、この地域の全ての神社を管掌下においていた岩本寺(当時は岩本坊)に、寺の法灯並びに別当職は遷され、継承される。
戦国・江戸時代には武将や藩主等から寺領等の寄進を受け、神仏習合の札所として隆盛を誇っていた。
明治になると神仏分離の政策で仁井田五社と分離され、五尊の本地仏と札所が岩本寺に統一され、それに伴う廃仏毀釈の法難に遭い、寺領地の大半を失ってしまう。
再建には苦難の道が続いたのであるが、少しずつ伽藍を整備し現在に至っている。
(HP抜粋)
岩本寺には宿坊があります 一泊二食6500円 タイミングが良ければ朝のお勤めに参加することもできます 岩本寺自身は大きなお寺ではありませんが 宿坊はそれなりに設備が整っています。
天井絵が素晴しく必見の37番さん。
天井絵と言えば21番、それとは違う魅力。
本尊が5体のため真言もそれぞれ5回。
ちょっと独特な所で印象的だ。
四国37番札所 珍しいことにご本尊が5体いらっしゃる。
昔この近くのお寺5ヶ寺をまとめたからとか、食事も良く居心地の良い宿坊があります。
山門の階段の板雛がカワイイし本堂天井絵はユニークでマリリン・モンローも。
仕事で良く訪れていますが窪川は良い所ですよ。
伝説の三度栗があるお寺です…遍路用品も多数販売しています。
奥の院ご本尊の矢負い地蔵大菩薩が御開帳されています…奥の院のご朱印と御影も納経所でお願いすれば頂けます…本堂天井にはマリリンモンローの絵があるので探してみて下さい。
宿坊は二食付きで6,800円との事。
弘法茶の千枚通しはお湯を注ぐと昆布に文字『南無大師遍照金剛』が浮かび上がります…写経用紙、般若心経マフラー、金剛杖、ボケ封じナス守り、矢負い地蔵大菩薩ハガキ、御経本念珠入れetcを購入しました…
涼しくてお弁当食べるのに最適だと思います。
おトイレもキレイですよ✨
こちらの宿坊を良く利用させて頂きます。
家庭料理風で大変美味しく、米は仁井田米を使用されています。
田舎に帰った様な感じが良いですね.
第37番札所。
H27.7.20お参り。
こちらの本堂の天井絵を一般人が書いたものを奉納している。
その内容は様々で「お父さん」「有名人」「花」「動物」・・・ありとあらゆるものが題材となっていてユニークだ。
きちんとお参りを済ませて納経所に行くと5時2分前だが書き手が不在。
2度呼び鈴を鳴らしたが応答なし。
17:00を1分ほど過ぎたところで叔母さんが現れ「滑り込みで来てポンポン鳴らして…」とて嫌味をひとこと。
私達はきちんとお参りして時間前に納経所に来ているし、不在でなれければ5時前に十分納経帳を書いていただけたタイミングだったのだが・・・悪いことなんだろうか?今回で3回目だが、以前に来たときはこんな嫌な思いをするようなお寺ではなかったが・・・たまたま虫の居所が悪いときにお参りに来てしまったのかな・・・?世界遺産に登録された暁には、外国人のお遍路さんにこのような思いはさせて欲しくないな。
親切で丁寧なお寺です。
但し、ご朱印は四国八十八箇所専用の納経帳でないと、直接は書いて貰えません。
以前は書いて貰えましたけど。
霊場会の決まり事だそうです。
名前 |
四国八十八ヶ所霊場 第37番札所 岩本寺 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0880-22-0376 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.1 |
2022年12月9日四万十川が流れ、標高が300m程の高南台地が広がる四万十町に、五尊の本尊を祀る岩本寺は建立されています。
昭和53年に新築の際、全国から公募した花鳥風月から人間曼荼羅まで、575枚の絵が天井を彩っています。
一見の価値あり👍参道入り口には、和菓子屋松鶴堂 果物屋まるいが在ります。