名前 |
東宮神社 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0277-97-2050 |
住所 |
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評価 |
5.0 |
東宮神社(とうみやじんじゃ)御祭神 経津主命 誉田別命 火産霊命 素盞嗚命今の群馬県桐生市黒保根町、みどり市辺りは昔、黒川の里と呼ばれ、安倍氏の一族・家来と伝わる小中城主、沢入城主を始め、黒川郷土の豪族がそれぞれの領地を治めていました。
天正十八年(1590)小田原北条氏が秀吉に敗れた時、黒川谷の地侍達は北条側に与していた為にそれぞれ野に下りました。
戦に敗れた時この神社に隠れて命を助けられたので、以後姓を東宮(トウミヤ)と改めたと伝えられています。
東宮家も三ヶ郷城を後にし、花輪の里で修験寺光明寺を興しました。
東宮六右衛門は嫡男でしたが、北条方について戦った為に家督を継ぐ事を許されず、弟に家督を譲り、新天地を求め苗ヶ島へ移住しました。
六右衛門は花輪の三島(三島神社)に隠居す、と系図は伝えています。
明治政府により修験道が禁止されると黒川谷の多くの神社の神官となり花輪周辺の神社の宮司を勤めました。
明治初年、姓を東宮から花輪に改めたと伝えられています。
(「赤城温泉御宿総本家ブログ」参照)東宮神社は群馬県みどり市の草木ダム湖北側にあります。
もう少し北上すると沢入トンネルがあり、栃木県日光市になります。
草木ダム周辺は風光明媚で駐車スペースの大きいドライブインや展望台があるため、ドライブに訪れた観光客が多く、四季を問わず交通量が多い印象があります。
東宮神社は国道122号線から僅か外れているだけですが、鎮守の森に囲まれているため静寂な環境が保たれています。