じつに沢山の古墳が有り、調査もし尽くされた感があり...
南河内には、道も無いような山の頂上から平地まで、じつに沢山の古墳が有り、調査もし尽くされた感があります。
ところが、工事中に偶然発見される古墳がまだまだある事には驚かされます。
この「庭鳥塚古墳」も、住宅地横の、駐車場拡張工事中に発見された、そんな古墳の一つです。
庭鳥塚古墳は、南河内で二つ目の前方後方墳で、全く盗掘されていない貴重なこふんです。
副葬品は、卑彌呼の鏡という説も有る、三角縁四神四獣鏡、鉄刀(剣の可能性もある)、鉄鏃、銅鏃、朱などが発掘されました。
発掘調査は現在も続行中で、まだまだ、新たな発見も有るかもしれません。
名前 |
庭鳥塚古墳 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.7 |
古市古墳群の南1.8kmにある単独墳(前方後方墳)。
4世紀後半頃築造(古墳時代前期)。
古市古墳群が出現した時期と同じがそれ以前に造られている。
古墳からは三角縁神獣鏡など様々な遺物が出土した。
これは、これまで確認されていなかった勢力を示唆しているとの見方もある。
また、その出土物から見て当時の政権の一端を担っていた可能性もあるとしている。