長い階段を登った先にある建物。
長い階段を登った先にある建物。
江の島弁天と深い関係にあるそうだ。
2016/03/03と05/04に参拝しました。
3月に来た時には丁度「弁天茶屋」が工事中でしたが5月の仏舎利殿開帳の日には「弁天茶屋」も改装され「洪鐘弁天茶屋」として新たに開店されていました。
この茶屋では、軽食や喫茶の提供もされています。
私も昼が未だでしたから、ここでランチにしました。
納経所で750円を払い「ベジカレー」を食べてみました。
確かに肉類は使われて無いカレーで、ライスも五穀米を使ったベジタリアンのカレーでした。
「洪鐘弁天茶屋」からは、天気が良く空気の澄んだ日には、右方向に雄大な世界遺産の富士山が見えます。
さらに目を左眼下に転ずれば、「駆け込み寺」で最近、映画の舞台にもなった、院外塔頭である東慶寺も見ることが出来る。
実に景色も良く、食事や休憩には絶好な場所です。
そもそも弁天堂が建立されたのは、国家安泰を祈願して北条貞時が金の鋳造を鋳物師に命じたが、なかなか上手く鋳造が出来なかった。
そこで貞時は、江の島の弁天様に七日間参拝し祈願した所、ある夜夢の中で「円覚寺の白鷲池(びゃくろち)の底を掘ってみろ」とお告げがあったので、お告げの白鷲池を掘ってみたら、龍頭形の金銅の塊が出てきたのでこれで、この洪鐘を鋳造できた。
この霊験に感激した貞時は、江の島の弁天様を洪鐘の神体とし「洪鐘大弁財功徳尊天」と名付けて、洪鐘の正面に弁天堂を建立した。
名前 |
円覚寺 弁天堂 |
---|---|
ジャンル |
/ |
住所 |
|
評価 |
4.1 |
かなり長い階段を昇りますが、辿り着けば景観の良い場所でお茶を頂けます。
晴れ渡った空の下、お寺さんを眺めながら頂くお抹茶は、何とも言えない格別な味わいでした。
素敵な時間を過ごさせて頂きました。