調べたら浮神社には沢山の歴史があることがわかった。
陸奥総社宮から府国多賀城駅へ向かう途中、団地の端に位置します。
朝早かったので、ゆっくり境内を見て周りました。
歴史のある神社ですね。
QRコードからお神楽が見れます。
浮島住宅地と多賀城史跡の端っこにあり目立たない神社ですが、由来はとても古く、多賀城時代よりも前らしいです。
境内社には、八幡神社、稲荷神社、源朝臣融石碑などがあります。
国府多賀城駅よりほど近い丘の上に鎮座。
国土地理院の地図に高低差陰影をつけると、古代、この付近は湾になっていて、この浮嶋神社の鎮座地はまさに島であったのだろう。
境内入口にある由緒案内によると次のとおり。
ご祭神は奥鹽老翁神(おくしおのおきなのかみ)と奥鹽老女神(おくしおのおうなのかみ)、配祀神として贈正一位源朝臣融卿(ぞうしょういちいみなもとあそんとおるきょう)となっている。
創建時期は不明だが、神亀元年(724)の多賀城創建の頃より鎮座し、この場所は古来、歌枕に詠まれた浮島に比定される地であったという。
明治41年に現在の城南一丁目に鎮座していた大臣宮(おとどのみや)神社を合祀し、源融卿を配祀したという。
境内には「歌枕浮島参道」という裏参道があり、この地を歌った和歌が掲示されている。
「塩竈のまへにうきたる浮島の 憂きて思ひのある世なりけり」 山口王女 「新古今和歌集1379」
住宅地ににあり見守ってくれてるのでしょうね🙏
往昔、浮島は陸奥国の歌枕として遠く京の都にまで伝わっていた。
浮島を詠んだ歌を紹介。
「塩釜の前に浮きたる浮島の憂いて思ひのある世なりけり」(山口女王/古今和歌集)「陸奥は世を浮島もありと云ふを関こゆるぎの急がざらなん」(小野小町)「定めなき人の心にくらぶればただ浮島は名のみなりけり」(源順/拾遺和歌集)「定めなき浪にただよう浮島はいづれの方をよるべかとみる」(風情集)「浮島の花見る程は陸奥に沈める事も忘られにけり」(橘為仲)「塩釜の浦の干潟のあけぼのに霞に残る浮島の松」(後鳥羽院)「世のなかは なほ浮島の あだ浪に 昔をかけて ぬるる袖かな」(明日香井集)「いづくなる ところをかみし わが身より また浮島は あらじとぞ思ふ」(和泉式部)「たのまれぬ 心からにや 浮島に たち寄る浪の とまらざるらん」(中務)「浮島の 松の緑を 見渡せば ちとせの春ぞ 霞そめける」(清原元輔)
思ったより大きくて綺麗だったし、調べたら浮神社には沢山の歴史があることがわかった。
多賀城の魅力の一つ‼️
「歌枕」「奥の細道」「光源氏のモデル」等々…様々な歴史ゆかりの境内社があるのはここだけの秘密。
Wikipedia参照。
小さな社、森のなかの神社。
いっぱいお願いしてきました。
国府多賀城駅から多賀城跡に行く際に参拝してみてはいかがでしょうか。
名前 |
浮嶋神社 |
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ジャンル |
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電話番号 |
022-367-1611 |
住所 |
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関連サイト |
https://www.miyagi-jinjacho.or.jp/jinja-search/detail.php?code=310020330 |
評価 |
4.1 |
日本百名城、多賀城🏯跡地近辺に鎮座してます。
階段を上った境内はそんなに広くはないが3つのお社が有りました。
整備整理もされていたので清々しく参拝しました。