細川忠興創建のお寺でその書院は利休邸を移したものだ...
緑と建造物の調和。
天下人秀吉の茶頭であった利休の高弟、細川忠興創建のお寺でその書院は利休邸を移したものだとか。
正門入口に到るまでの、灌木が通路に対して整然と列を為しては宙を覆って光も柔らかにあるなかで、その豊かな緑苔の地に一直線に走る、デザインに遊びのある石敷きの路次が印象的である。
そうした色彩、光加減、直線的なデザインという技芸を凝らした工夫のある路次を行くのは緊張を強いるが、やがて出る主庭は浅く緑苔を敷き、涼やかな楓を数本植えたのみの開放的で、軽やかなそれであり、そこに安堵を覚える仕掛けである。
勿論、どちらも計算された美しさであり、どちらがどうとは言えないが、やはり主庭の軽やかさにみなさん、ほっとする様子。
利休とは?と考えて行ったが、それで何が分かるわけでもない。
ただ、庭園帰路に掲げられていた画像の偈にはそれなりに考えさせられるものがあったが、禪的に言えば、こんなもん真っ二つに割るべきであったか?
大徳寺の塔頭の中の一つです。
細川忠興が建立しました。
妻のガラシャのお墓があります。
その(遥か)昔、徒歩圏内の下宿に住んでいた当時は大学生だったこともあり、散歩がてら大徳寺境内に赴くことはあったが、高桐院をゆっくりと愛でることなど考えも及ばず…年月を経て東京住まいとなり、気付いたらすでにミドルエイジの仲間入り。
ようやく神社仏閣を違和感なく訪れるようになったなあと。
こちらへの訪問当日(06年6月)はイノダコーヒで朝食⇨一澤信三郎帆布で行列に並びショッピング⇨糺の森散策⇨高桐院⇨今宮神社のあぶり餅⇨帰京という慌ただしいスケジュールではあったが、中々に充実した一日だった。
JR「そうだ 京都、行こう」キャンペーンポスターの効果もあり、梅雨の時期とは言えそれなりの人出だったように思う。
やはり茶室と庭からの風景が印象に残っており、わびさびの世界をたっぷりと堪能できた。
幸い当時は海外からの旅行客も今ほどではなく、ちょっと畳に寝転んでぼーっとする時間は贅沢そのものであった。
『そうだ 京都、行こう。
』のシリーズにも登場したことのある寺院。
そのポスターの時期は秋の紅葉の時期ですが、冬の高桐院もシャンとした空気がありとても素敵でした。
今回訪問した時、拝観者は私と母の2人だけ貸し切り状態でした。
それほど大きくないのに茶室が3つくらいあって驚きました(ちゃんと数えていなくてすみません)つい最近、工事が終わり拝観が可能になったとのこと。
大徳寺に訪問の際は是非、高桐院も観て行った方が良いと思いました。
2016年9月に拝観しました。
何度目かは不明。
慶長6年(1601)細川忠興の創建だそうです。
忠興が愛好した石灯籠が、忠興とガラシャ夫人の墓石になっているそうです。
コロナの影響で閉まってました↓11/10再訪。
相変わらず拝観不可。
門は開いてたが入れないようになっていた。
こうとういん大徳寺の塔頭(たっちゅう)の一つで、江戸時代初期の武将で茶人としても有名な細川忠興(ただおき)(三斎さんさい)が、父・幽斎(ゆうさい)の弟・玉甫紹琮(ぎょくほ・しょうそう)を開祖として建立した細川家の菩提寺である。
三斎は、千利休の七人の高弟(利休七哲しちてつ)の一人に数えられる名手で、書院は利休の邸宅を移築したものといわれる。
書院に続く茶室「松向軒(しょうこうけん)」は三斎好みの二畳台目(だいめ)で、三畳の水屋が付き、壁や天井にも趣向が凝らされている。
書院の庭は江戸初期の作庭で、また、本堂の前庭は楓(かえで)の樹を巧みに配しているのが特色である。
寺宝として、中国の南宋時代の画家李唐(りとう)の山水画二幅が有名で、現存する墨絵山水画の圧巻と賞賛されている。
境内には三斎と夫人ガラシャのほか、歌舞伎の創始者とされる出雲阿国(いずものおくに)らの墓がある。
三斎の墓標の石灯籠は、利休が秀吉の望みを断って三斎に贈ったものと伝えられている。
大徳寺の中には塔頭がたくさんありますが、その中でも一番おすすめです。
建物へのアプローチがすばらしいです。
竹林の中を歩いて行くことになり、非常に趣があります。
庭園は他の塔頭と異なり石庭ではなく、竹林をバックに苔が一面にむしています。
その中に樹木が点在している形になっています。
綺麗に整備された苔の上にそれらの樹木の葉が申し訳程度に落ちているのがとても趣があります。
庭園の横にお手洗いがあります。
そこからもお庭を見ることができます。
お庭と建物を一緒に見れるのでいつもと異なる視点で見ることができました。
江戸時代に建立された大徳寺の塔頭のひとつ。
開基は武将、茶人としても知られる細川忠興であり、細川家の菩提寺として庇護される。
墓所には忠興やガラシャ夫人、細川家歴代藩主が眠っている。
庭園は一面の苔地に何本か楓のみある非常に簡素であるが味わい深いものがある。
2020年2月24日の京都は人影が少ないので春の桜のシーズンが楽しみです!
まだ建物内に入っていないので星四つですけど、この塔頭の静けさや奥深さは最高やと思います。
他のお寺が混雑しているときでも、ここはそこまで混雑していないことが多い。
お庭がとても美しい。
利休に縁のあるお部屋がとても美しい。
今日行ったらこんな看板が。
現在拝観出来ないようです。
知らないで来ている人がたくさんいました。
しかも2019年の三月末まで!あと一年以上拝観出来ないとはショックです。
大徳寺の散歩が好きである。
初めて訪れたのは、1972年の夏であった。
高桐院の庭を前に座った時から好きになった。
門を入り、苔の小径をつたってやがて屋内にはいる。
その小径が門から直ぐに右に折れる。
その瞬間から別の世界が広がる。
空気が引き締まった濃密な世界である。
それ以来、京都に行くと高桐院に寄ることが多くなっている。
1989年に連載された”大徳寺散歩”には、そこを訪れた司馬遼太郎の高桐院があった。
別の角度から見た高桐院を私は知ることができた。
また、好きになった。
先日、出張の折、早朝の高桐院を訪れた。
4年ぶりの散歩である。
大徳寺の中で一番好きなお寺です。
竹と紅葉の赤と緑のコントラストが、涙が出るほど綺麗です。
キリシタン大名の細川忠興とガラシャ夫妻の墓や、刀でわざと欠けさせた灯籠があります。
紅葉シーズンは、ものすごいひとごみになります。
まだ若葉のころが、若干空くようです。
独り占めするなら、真冬しかありません!
紅葉が最高に綺麗でした。
最高のカメラスポットです。
境内をもみじが覆い尽くしています。
秋はもちろん、春の新緑も圧倒される美しさです。
それほど大きな寺院ではありませんので休日や新緑、紅葉シーズンは混み合います。
駐車場もそれほど大きくないので混雑時は公共交通がおすすめです。
門を抜けると閑静な竹林が客人を迎え、建屋に入ると素晴らしい庭園が待ってます。
庭園の一部は降りて歩くこともでき、奥には細川家(ガラシャ含む)歴代のお墓もあります。
是非。
お正月に京都にとまり、タクシーの運転手さんに人が少なくてオススメの場所があったら連れて行ってと言うて、連れて行ってくれたのがここ。
正月でなければお庭やら見どころ沢山あったみたい。
でも清々しい空気が流れていた。
名前 |
高桐院 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
075-492-0068 |
住所 |
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評価 |
4.2 |
今は臨時休業中みたいですが、昔の写真を見ていて出てきたので、クチコミを書かせていただきました(^o^)vこちらは、『JR東海』のCM『そうだ京都に行こう』に出てきた場所で自分が京都のお寺の中で1番好きな場所です☆お薦めポイントは2つ!!①入り口からのアプローチが竹に囲まれていてなんとも言えない雰囲気が出ています。
雨の日に行くと石畳が濡れていて最高のロケーションになってます♪②写真にもある広い庭園です。
後ろの方から撮っているので、解りづらいかもしれませんが、何十分でも座って見ていられる風情のある庭が最高です♪コロナが終息した後の京都旅行の予定に是非!!