薬師如来像を安置して歴代門跡の位牌を安置されていま...
とても小さな薬師如来坐像を安置するために、明治時代に建てられたそうです。
檜皮葺きのなだらかな勾配を描く屋根、建物自体も小さくてかわいらしいです。
薬師如来坐像は秘仏で、平安時代後期仏師の技術の粋を極めた、超絶技巧の白眉といえる仏様です。
私がもし人に細密とは何ぞやと聞かれたら、こちらの薬師如来様ですと答えます。
当然ですが、国宝です。
あくまで個人的にですが、なぎら健壱さんにお顔が似ている気がします。
秘仏なのですが、最近東京国立博物館での展覧会やお寺の宝物館に特別出陳されたり、間近で拝める機会が多くなってきました。
チャンスがある時にお見逃しなく。
(星4つは建物に対する評価です)
仁和寺霊明殿は明治44年(1911)に竣工したそうです。
宝形造り、檜皮葺きの建物で薬師如来を御本尊にお祀りし、歴代門跡の位牌を安置しているそうです。
御本尊の国宝薬師如来坐像は像高10.7cmの白檀による檀像だそうですが、私はまだ拝見したことがありません。
現在(平成30年1,2月)東京国立博物館で行われている仁和寺展で展示されているようです。
名前 |
霊明殿 |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.3 |
薬師如来像を安置して歴代門跡の位牌を安置されています。