大田原神社の歴史と心。
手水盥の特徴
大田原神社の文化財としての歴史が深いです。
延享4年に奉納された由緒ある手水盥です。
福嶋村の由之丞が石切を担当したことが特筆されています。
8名の大田原藩士が願主となって延享4年(1747)3月に大田原神社に奉納されたもので、大田原藩領小結村(現那須塩原市小結)の亦右衛門が「世話人」をつとめ、信濃国福嶋村(現長野県木曽郡木曽町大字福島)の由之丞が「石切」(石に細工を施すこと)を担当したことが、銘文から判明しています。
大田原神社の参道には、宝暦12年(1762)に奉納された石灯籠(大田原市指定有形文化財)もありますが、この手水盥はそれを15年さかのぼるものであり、大田原藩士の信仰に関わる江戸時代中期の貴重な建造物と評価することができます。
Web参照。
名前 |
手水盥 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0287-98-3768 |
住所 |
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評価 |
3.8 |
市の文化財になっています。