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名前 |
水府橋記念モニュメント |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
5.0 |
水府橋(旧橋)は、旧水戸城の二の丸と三の丸の間にあった堀を利用し、水戸駅北口から那珂川対岸に伸びる国道6号の一部として、昭和7年に架橋されました。
この橋が架けられる前、国道6号は水戸駅前から下市を通り、下流にある寿橋を渡っていました。
この橋の建設は、世界的大恐慌に見舞われていた昭和6年に政府の失業対策事業として始まり、1日300人もの作業員を雇用するという人海竣工により、わずか1年で完成し、また、橋梁構造においては、上弦材を優雅に曲弦とするとともに、両側に歩道を設けるという、当時としては画期的なものでした。
昭和46年に、下流に国道6号バイパスが完成したため、本路線は、一般県道市毛水戸線となりました。
平成10年度から、国土交通省は洪水対策事業として川幅を広げて築堤する河川改修事業を。
茨城県では、この川幅に合わせる橋梁架替事業を進め、水府橋(新橋)は、平成25年10月に開通となりました。
市民に親しまれ、平成23年3月に発生した東日本大震災にも耐えた水府橋(旧橋)を解体するにあたり、親橋は水府橋(新橋)に引き継ぐとともに、旧橋の一部は両岸にモニュメントとして遺されたものがこれになります。
ここは北側ですが、南側にも同様のモニュメントがあります。