病院の裏手の細い参道を進むと神社は鎮座している。
筑紫若宮神社は、西鉄柳川駅の北西1.9kmほどの柳川市筑紫町(旧山門郡沖端村大字筑紫字成町)の住宅街に鎮座している神社です。
東隣が柳川病院です。
旧社格は村社です。
鳥居は、平成5年(1993年)の建立です。
御祭神は、仁徳天皇です。
境内社として、猿田彦神社があります。
神社のある「筑紫」という地名は、かつてあった筑後柳河藩の山門郡(やまとぐん)筑紫村に由来します。
明治9年(1876年)端地村、鬼童村、正段島村が合併して筑紫村が発足しました。
明治22年(1889年)筑紫村、稲荷町、沖端町、矢留町、矢留村が合併して改めて沖端村が発足して、筑紫村は消滅しました。
昭和26年(1951年)柳河町・城内村・沖端村・西宮永村・東宮永村・両開村が合併して柳川町が発足しました。
昭和27年(1952年)柳川町が市制施行して柳川市となりました。
平成17年(2005年)柳川市・三橋町・大和町が合併し、改めて柳川市が発足しました。
若宮神社は日本全国にあります。
通常、「八幡神社の若宮」という意味で、多くは宇佐神宮・石清水八幡宮・鶴岡八幡宮などにある若宮を勧請し、八幡神・応神天皇の御子神である仁徳天皇(大鷦鷯尊)を祀るものです。
他に、「八幡宮本宮から迎えた新宮」の意味の「若宮」もあり、この場合は応神天皇が祀られています。
源氏、ひいては後の武家全体の守護神たる八幡宮から分祀され、日本各地に存在します。
名前 |
筑紫若宮神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.3 |
県道770を南下し、柳川病院が見えたら右折し、病院の裏手の細い参道を進むと神社は鎮座している。