名前の分かる233名の霊を慰めるために建立されたそ...
奈与竹之碑(なよたけの碑) / / .
名前 |
奈与竹之碑(なよたけの碑) |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
会津戦争に殉じた婦女子の中で、名前の分かる233名の霊を慰めるために建立されたそうです。
善龍寺の境内に入るとすぐに目につくかと思います。
会津藩ではもしもの際は早鐘を鳴らし、城下に住む妻子に城内への避難を促す合図としていました。
その合図を聞いて入城し、城内で男性と共に戦った女性が沢山いたそうです。
また、武器を取って男性と同様に城外で戦い命を失った女性もいました。
あるいは、戦いの足手まといにならないように、あえてお城に避難せずに自害を選んだ女性も沢山いました。
「なよたけの碑」の名前の由来は、会津藩家老・西郷頼母の妻の辞世の句で、自害を選んだ女性のうちの一人です。
なよ竹の 風にまかする 身ながらもたわまぬ節の ありとこそきけ「細くてしなやかな竹と同じように、風に身を任せる身だけれど、強風にも決して折れない強い信念がある」と会津の女性の強さを表したものだそうです。